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ミスターブライトサイドの父、ブルバーズが死亡

2024年06月28日 11:07

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 オーストラリアで主に短距離からマイル戦で活躍しているミスターブライトサイドの父、ブルバーズが心臓に関連する合併症の疑いで死亡したことが分かった。15歳だった。豪競馬メディア『racing.com』が報じている。

 ブルバーズは父イルーシヴクオリティ、母父シングスピールという血統。現役時代はG1オーストラリアンギニーでの2着があるが、重賞勝ちはG3のCSヘイズステークスのみだった。

 当初はニュージーランドで種牡馬入りするも交配相手は少なく、8シーズンを過ごした後の2020年に南オーストラリア州へひっそりと移動。2020年から2022年の3年間は53頭の牝馬に種付けしただけだったが、ニュージーランドに残してきた産駒の中から2023年のオールスターマイルやG1ドンカスターマイルなどを制すミスターブライトサイドが登場した。

 同メディアは、ブルバーズの訃報はすでに苦境にある南オーストラリア州の生産にとって新たな打撃だとし、新種牡馬の獲得がなければ今年はG1馬を送り出せる種牡馬はいないだろうと指摘している。