現地6日にサンダウン競馬場で行われる英G1エクリプスステークスに登録していたホワイトバーチが、血液検査の結果が思わしくなかったことから同レースを回避した。英競馬メディア『racingpost.com』が報じている。

　陣営によると、「今朝の血液検査の結果がよくなく、万全の状態に戻り切っていない。これを受け、私たちは週末にサンダウンへ行かないことを決めた。残りシーズンを楽しみにしている」という。

　J.マーフィー厩舎のホワイトバーチはユリシーズ産駒の4歳馬。今年は重賞3連勝で5月末の愛G1タタソールズゴールドカップを制した。その後はロイヤルアスコットでの英G1プリンスオブウェールズステークスを直前回避してオーギュストロダンとの再戦が流れており、エクリプスSでは英ダービー馬シティオブトロイとの激突が期待されていたが、こちらも実現しないこととなった。