現地1日、英グッドウッド競馬場でG2リッチモンドステークス（2歳牡馬・セン馬、芝6ハロン）が行われ、ブラックフォルツァが圧倒的な1番人気に推されていたザストライキンバイキングを鮮やかに差し切った。

　後方3番手からのレースとなったブラックフォルツァは、早めに鞍上の手綱が動くもなかなか前に上がれない苦しい展開に。しかし残り1ハロンを切ってから末脚が炸裂し、先頭へ抜け出していたザストライキンバイキングをゴール前で並ぶ間もなく差し切って半馬身差の勝利を収めた。

　M.オキャラハン厩舎のブラックフォルツァはマクリーンズミュージック系コンプレクシティ産駒の米国産馬。デビュー2戦目の前走で勝ち上がり、2連勝での重賞初制覇となった。おばには米G2サンタイネスステークス勝ち馬カリフォルニアネクターがいる。