ロイヤルアスコットでの英G1コモンウェルスカップを直前で回避して休養している3歳世代のトップスプリンター、ブカネロフェルテが現地9月7日の英G1スプリントカップで復帰する可能性が浮上していることが分かった。英競馬メディア『At The Races』が報じている。

　A.マレー厩舎のブカネロフェルテはウートンバセット産駒。2歳時に愛G1フェニックスステークスを勝ち、今年は5月の愛G3ラッカンステークスを勝って6月のコモンウェルスCに備えていたが、輸送時の乗り物酔いで出走回避していた。

　マレー調教師は「今シーズンは好スタートを切ったが、馬というものは一生懸命に努力するからこそうまくいかないことが多いもの」とコメント。現在は順調に調子を上げているとし、「彼は柔らかい馬場も大丈夫。重馬場でデビュー戦を勝っている」と話している。