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ガリレオが新たな金字塔、100頭目のG1勝ち馬を輩出

2024年08月23日 19:17

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 競馬史上屈指の名種牡馬として一時代を築いたガリレオが、現地22日の英G1ヨークシャーオークスを産駒のコンテントが制したことで、100頭のG1馬を輩出するという新たな偉業を達成した。

 ガリレオは偉大な名種牡馬サドラーズウェルズ産駒で、母は凱旋門賞馬アーバンシーという超良血馬。現役時代には英ダービー、愛ダービー、キングジョージ6世&クイーンエリザベスダイヤモンドステークスを連勝するなど8戦6勝の成績を残した。

 種牡馬入り後は、初年度産駒から愛1000ギニー馬ナイタイムや米G1ブリーダーズカップターフ勝ち馬レッドロックスなどを輩出。その後も活躍馬を送り出し続け、2018年には父サドラーズウェルズ、20年には大種牡馬デインヒルのG1馬輩出記録を更新。昨年のヨークシャーオークスを制したウォームハートが99頭目のG1馬で、それからちょうど1年で節目の100頭目のG1馬が誕生した。

 産駒たちも最高傑作のフランケルを筆頭に、クラックスマンらが種牡馬として活躍。ブルードメアサイアーとしてもソットサス、セントマークスバシリカ、いずれもディープインパクト産駒のオーギュストロダン、サクソンウォリアー、スノーフォールらの母父として血統表に名を残している。

 なおガリレオは、21年7月に左前肢の負傷により安楽死の処置が取られている。23歳だった。