豪G1メムジーS、伏兵ピンストライプドがミスターブライトサイド撃破
2024年09月01日 14:49
現地31日、豪コーフィールド競馬場でG1メムジーステークス(芝1400m)が行われ、5番人気の伏兵ピンストライプドが1番人気に推されていたミスターブライトサイドらを退けてG1初制覇を果たした。
レースはミスターブライトサイドと人気を分け合っていたプライドオブジェニが逃げ、ミスターブライトサイドは外の4番手を追走。それをマークするようにピンストライプドが直後につける。
直線に入って残り200メートル付近でミスターブライトサイドが4番人気のジェントルマンロイと競り合いながらプライドオブジェニをとらえて先頭に。そこへピンストライプドが外から襲い掛かり、残り50メートルを切ったゴール寸前で差し切った。
ミスターブライトサイドは0.4馬身差の2着に敗れ、3着はさらに2馬身以上離れてジェントルマンロイ。直線で一杯となったプライドオブジェニは5着までだった。
E.ユスフォビッチ厩舎のピンストライプドはストリートボス産駒の6歳セン馬。昨年9月のG2ジョンFフィーハンステークスで重賞2勝目を挙げたが、10月のG1コックスプレートでは11着、今年3月のオールスターマイルも10着と一線級相手では分が悪く、今季初戦だった前走のG2PBローレンスステークスもジェントルマンロイの2着に敗れていたが、ここでユスフォビッチ調教師にG1初勝利をプレゼントした。