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ミスターブライトサイド、プライドオブジェニを捕らえ豪G1マカイビーディーヴァS連覇

2024年09月15日 10:43

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 豪G1マカイビーディーヴァステークス(3歳以上、芝1600m)が現地14日にフレミントン競馬場で8頭により争われ、道中3番手追走の2番人気ミスターブライトサイドが離して逃げる3番人気プライドオブジェニをゴール前で差し切った(0.46馬身差)。

 ゲートを決めたプライドオブジェニが2ハロン目からリードを広げはじめ、半マイル地点では2番手の6番人気アンティノを6馬身ほど離す。ミスターブライトサイドはさらに1馬身余り後ろの3番手に構えると、直線入口の残り400m地点で約5馬身まで接近し、そこから着実に差を詰めて粘るプライドオブジェニを差し切った。

 さらに4.25馬身開いた3着にアンティノが流れ込み、1番人気のヴィアシスティーナは勝ち馬の直後を追走するも6.46馬身突き放されて5着に完敗した。

 B,W&JD.ヘイズ調教師が管理するミスターブライトサイドはブルバーズ(父イルーシヴクオリティ)産駒の7歳セン馬。マカイビーディーヴァSは昨年に続く連覇で、通算7度目のG1制覇(重賞10勝目)とした。

 豪競馬メディア『racing.com』によると、惜敗したプライドオブジェニを管理するC.マー調教師は「もちろん勝ちたかったが、これで彼女はどこにでも行けるし、非常に競争力もある。彼女には2000mがピッタリな感じだね」とコメント。今後は大目標のコックスプレートに向け、キングチャールズ3世ステークスを挟むと示唆している。