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キングジョージ覇者ゴリアットがオイロパ賞を直前で回避「まだジャパンCを目指してますが…」

2024年09月19日 18:40

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 キングジョージ6世&クイーンエリザベスS覇者で、22日にドイツのオイロパ賞(G1、芝2400メートル、ケルン)に出走予定だったフランス調教馬、ゴリアット(セン4、F・グラファール)が同レースへの出走を回避することがわかった。19日、ドイツの地元紙「ギャロップ」電子版が報じた。

 ゴリアットのオーナーであるウルマン氏は「今朝、グラファール調教師から電話があり、調教後に脚に膿瘍(のうよう)を患ったことを伝えられました。長期的な問題ではないけど、100%の状態ではないので走らせるのは適切ではありません。馬の状態が最優先ですから。ジョン(共有馬主のスチュワート氏)は本当に楽しみにしていて、(住んでいる米国から)ケルンまで飛行機でやってくる予定でしたが、これが競馬です」とコメントしている。

 同馬は7月に英国のアスコット競馬場で行われたキングジョージ6世&クイーンエリザベスSを圧勝。セン馬のため、凱旋門賞には出走資格がなく、オイロパ賞をステップにジャパンC(G1、芝2400メートル、11月24日=東京)への参戦を予定している。ウルマン氏は「私たちはまだジャパンCを目指していますが、どのような計画になるのかはこれから確認する必要があります」と話している。

 今年のオイロパ賞はゴリアットが直前で回避したため、6頭立てで確定。英国からドバイシーマC、香港のチャンピオンズ&チャターCを制し、キングジョージ6世&クイーンエリザベスSで3着だったゴドルフィンのレベルスロマンスが参戦。地元ドイツ勢は今年の独ダービー馬パラディウム、独オークス馬エアレが迎え撃つ。

出典:日刊スポーツ