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【凱旋門賞】武豊アルリファーを送り出すジョセフ師「彼にふさわしいレース。待ち遠しい」

2024年09月25日 17:11

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 凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月6日=パリロンシャン)で日本のレジェンド、武豊騎手(55)とコンビを組むアイルランドのアルリファー(牡4)について、同馬を送り出すジョセフ・オブライエン調教師(31)がレースへ向けた意気込みを語っている。

 主催するフランスギャロが24日、X(旧ツイッター)アカウントでインタビュー動画を公開。ジョセフ師は「とてもラッキーだと思います。アルリファーがうちの厩舎にいるなんて」と笑みを浮かべ、「2歳のときにG1を勝ちましたし、3歳ではドーヴィルで(昨年の凱旋門賞馬)エースインパクトを相手に素晴らしいレースをしました」「前走のドイツのG1レース(ベルリン大賞)は凱旋門賞の準備のために出走しました。去年から凱旋門賞は彼にふさわしいレースになると思っていました。スピードがあり、よく走るステイヤーです。馬場のコンディションに左右されないマルチな才能を持っています」「レースを重ねるごとにベター、ベター、アンド、ベター(どんどん強くなっています)」と期待を寄せている。

 自身は天才調教師エイダン・オブライエンの長男で、父の厩舎の主戦騎手として、さまざまな大舞台を経験。英愛ダービーやBCターフ、ドバイシーマCなど世界中のビッグレースを制しているが、騎手時代は凱旋門賞のタイトルとは縁がなかった。

 レースの魅力について、ジョセフ師は「凱旋門賞で勝つためには中距離で最強馬にならないとほぼ無理です。それが勝つための前提条件です。だからこそ、これほど格式が高く、競争の激しいレースなのです。出走させるのは名誉なことです。しかも上位入賞の可能性がある馬で。待ち遠しいです」と目を輝かせて話している。

出典:日刊スポーツ