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英2歳G1デューハーストS、シャドウオブライトが接戦を制す

2024年10月13日 08:10

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 英ニューマーケット競馬場で来春のクラシック戦線を占う2歳G1デューハーストステークス(セン馬不可、芝7ハロン)が行われ、1番人気のシャドウオブライトが直線コースを横切るようにしてゴール前の叩き合いに加わり、粘る4番人気エクスパンデッドにクビ差で競り勝った。

 5頭立てのレースは内ラチ側3頭、外ラチ側2頭に分かれて進み、シャドウオブライトは外ラチ側で2番手を追走。残り3ハロンを過ぎて徐々に内へ舵を切っていくと、コース幅が狭まるのに従って外ラチ側で叩き合うエクスパンデッドとエインシャントトゥルース(2番人気)に接近し、最後の100ヤードから馬体を並べて2頭をねじ伏せた。

 エインシャントトゥルースは残り2ハロンから体半分ほど前に出るも、エクスパンデッドに差し返されてさらにクビ差の3着に終わった。

 ゴドルフィン所有のシャドウオブライトはC.アップルビー調教師が管理するロペデヴェガ産駒の牡馬で、半兄にアースライトを持つ良血。前走のミドルパークステークスに続くG1連勝で2度目の重賞制覇とした。

 レース後に英競馬メディア『Racing TV』のインタビューに応じたアップルビー師は「ウィリアム(ビュイック騎手)が、我々は彼を(英2000)ギニーに向けて仕上げていくべきだと言っていた」「もし5月に1マイルもたなければ距離を短縮してコモンウェルスカップを目指す」と今後の青写真を披露している。

 また、A.オブライエン調教師は1週前にデビュー勝ちしたばかりのエクスパンデッドについて「信じられないよ。彼に(連闘を)求めたのは申し訳なかった」「彼はすでに2歳のトップホースに匹敵する」と好走を喜び、2000ギニー戦線に向けることを示唆した。