【ジャパンC】ゴリアットの独特な歩様に正式名称?JRAホームページにも掲載の競馬用語とは…
2024年11月15日 16:19
ジャパンCに参戦するキングジョージ6世&クイーンエリザベスS覇者、ゴリアット(セン4、F・グラファール)の独特な歩様が話題だ。米国人オーナーのジョン・スチュワート氏がX(旧ツイッター)に投稿した動画では、同馬が左後肢を高く上げる様子が見られ、「なぜ、彼がこんな歩き方をするのか疑問に思うかもしれませんが、これは彼がライバルを踏みつぶすことに慣れているからです」と紹介されているが、この歩様には正式名称がある。
独特の歩様はゴリアットだけに特有のものではなく、「鶏跛(けいは)」という競馬の専門用語が使われる。JRAのホームページ内にある「競馬用語辞典」というコーナーでは「パドックでもまれに見受けられる歩様で、鶏の歩く様に似ているところからこの名がある。後肢が地面を離れる時に急激に肢を上げる歩様が特徴的である。通常、常歩(なみあし)(歩いている状態)でのみ現れる。駈歩(かけあし)(キャンター)、襲歩(しゅうほ)(ギャロップ)では消失するので、レースに対する支障はない」と説明されている。
オーナーのX投稿で知れ渡ったゴリアットの独特の歩様。ジャパンC当日のパドックでも注目が集まりそうだ。