リスポリ騎乗のジャーナリズム、出世レースの米G2ロスアラミトスフューチュリティを完勝
2024年12月15日 14:27
米ロスアラミトス競馬場で現地14日に行われた2歳G2ロスアラミトスフューチュリティ(ダート8.5ハロン)は、U.リスポリ騎乗のジャーナリズム(2番人気)が逃げる3番人気ゲタウェイカーの背後を追走すると、一騎打ちとなった直線半ばから3馬身1/2差を開いて完勝した。
5頭立ての一戦はゲタウェイカーの背後でジャーナリズムと1番人気のゲーミングが並走。第3コーナーからペースが上がりはじめるとゲーミングの手応えが悪くなり、直線入口でゲタウェイカーを捕らえにかかったジャーナリズムがねじ伏せるようにして抜け出した。ゲーミングはさらに3馬身差の3着に敗れている。
ジャーナリズムはM.マッカーシー調教師が管理するカーリン産駒の牡馬。10月27日にサンタアニタパーク競馬場のダート6ハロンでデビュー(3着)し、11月17日の前走はデルマー競馬場のダート8ハロンで勝ち上がっていた。これで通算3戦2勝としている。
ロスアラミトスフューチュリティはケンタッキーダービーのポイント対象レースで、過去の優勝馬から活躍馬が続出。近年ではスローダウンアンディ(2021年)、インプロバブル(2018年)、マッキンジー(2017年)などが後にG1勝ちしているほか、イントゥミスチーフ(2007年)、エーピーインディ(1991年)といった大種牡馬も輩出している。
米競馬メディア『bloodhorse.com』などによると、マッカーシー師はこのレースか1月4日のサンヴィセンテステークスが選択肢にあったことを明かし、この後は2月初めまで休養させる意向とのこと。