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米G2フォートローダーデールS、メジャーデュードが久々の重賞制覇

2024年12月22日 14:10

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 現地21日、米ガルフストリームパーク競馬場でG2フォートローダーデールステークス(3歳以上、芝8ハロン)が行われ、中団追走の2番人気メジャーデュードが直線で馬群をこじ開けるようにして抜け出すと、外から追い込む7番人気フォートワシントンを抑え込んだ(クビ差)。

 9頭がひと固まりで進むレースは2番手に1番人気のウィンフォーザマネーがつけ、その背後をメジャーデュードが追走。メジャーデュードは直線入口で囲まれるも、外の馬が遅れはじめてできた狭いスペースを突いて抜け出し、自身の後ろから外を回って追い上げるフォートワシントンを振り切った。ウィンフォーザマネーはさらにクビ差の3着に終わった。

 メジャーデュードはT.プレッチャー調教師が管理するボルトドーロ(父メダグリアドーロ)産駒の4歳牡馬で、20236月のG2ペンマイルステークス以来となる4度目の重賞制覇。同年9月から今年6月までの休養があり、その後は7月と10月の条件戦で2勝していた。

 米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、プレッチャー師はメジャーデュードの次戦をペガサスワールドカップターフと明言。このレースとペガサスWCターフを連勝した馬はいないが、プレッチャー師のラージェントが2着(2021年)、C.ブラウン調教師のインスティルドリガードは3着(2020年)に善戦している。