現地4日、米サンタアニタパーク競馬場でG2サンヴィセンテステークス（3歳、ダート7ハロン）が行われ、J.ヘルナンデス騎乗のバーンズが圧勝した。

　5頭立てのレースでマッキンジーストリートとのハナ争いとなったバーンズはいったん2番手に控え、第3コーナーで外からまくって先頭に。直線に入るとぐんぐんと後続を引き放し、最後は2着のロマネスクに5馬身半差をつけてゴールした。

　B.バファート厩舎のバーンズはイントゥミスチーフ産駒。これでデビュー2連勝での重賞初制覇となった。3代母ドリームスプリームはテストステークスなど米G1を2勝の活躍馬で、近親には米G1ホープフルステークスを勝ったマジェスティックウォリアーがいる。

　また母父がエンパイアメーカー系の米三冠馬アメリカンファラオということで、血統的にはケンタッキーダービー馬マンダルーンやドバイワールドカップ勝ち馬ローレルリバー（いずれも父がイントゥミスチーフ、母父がエンパイアメーカー）と類似している。