ドバイターフの地元勢は最強馬に白旗?「ロマンチックウォリアーが出走してきたら入着賞金狙い」
2025年03月02日 15:05

ドバイのメイダン競馬場では1日、ドバイワールドカップデー(4月5日)に向けた前哨戦が多く組まれた「スーパーサタデー」開催が行われた。
ドバイターフと同じ舞台のG2シングスピールS(芝1800メートル、出走8頭)は地元ゴドルフィンのネーションズプライド(牡6、C・アップルビー、父テオフィロ)が制した。鞍上はウィリアム・ビュイック騎手で勝ちタイムは1分47秒24。22年サラトガダービー、23年ダルマイヤー大賞、カナディアンインターナショナル、24年アーリントンミリオンでG1を4勝している実績馬で、これが重賞7勝目となった。
23年のドバイターフでも3着に好走している同馬だが、レース後のアップルビー師は「今後、調子を上げていくことができればいいですね。ドバイワールドカップナイトのドバイターフは期待しています。ただ、ロマンチックウォリアーが出走してきたら、私たちはみんな入着賞金狙いになりますよ」とコメント。1月のG1ジェベルハッタをコースレコード(1分45秒10)で圧勝し、先週のサウジC(2着)では初ダートでフォーエバーヤングと激闘を繰り広げた香港の最強馬に対し、早くも白旗ムードが漂っている。