現地1日、豪フレミントン競馬場でG1オーストラリアンギニー（3歳、芝1600m）が行われ、B.イーガン騎乗のフェローチェが先行抜け出しで押し切った。

　縦長となった馬群の5番手で流れに乗ったフェローチェは最後の直線でじりじりと先行勢に迫り、最後は先に抜け出していたサヴァグリーをゴール前でとらえてみせた。

　0.75馬身差の2着だったサヴァグリーに続き、3着はさらに1馬身差でヴィクトリアダービー馬のゴールドラッシュグル。1番人気に推されていたセパルスは4着までだった。

　D.サットン厩舎のフェローチェはニュージーランド生まれのスーパーセス産駒のセン馬。昨年10月のG1コーフィールドギニーでは人気薄ながら2着と善戦しており、今回が嬉しいG1初制覇となった。

　なお豪競馬メディア『racing.com』によると、サットン調教師は8日に行われるG1オールスターマイルに連闘で参戦することはせず。次のG1挑戦は29日のオーストラリアンカップになる予定だと語っている。