【ケンタッキーダービー】日本人騎手が当日G1に騎乗!今年もチャーチルダウンズに木村和士騎手
2025年05月03日 13:52

ケンタッキーダービーデー(現地3日)のチャーチルダウンズ競馬場(米国)で、今年も日本人ジョッキーの木村和士騎手(25)がG1競走に騎乗する。木村騎手はダービーの2レース前に行われる、10Rのダービーシティ・ディスタフS(G1、ダート1400メートル)でコピオン(牝4、R・マンデラ、父オマハビーチ)に騎乗予定となっている(日本時間で4日の午前5時50分発走予定)。
コピオンは名門牧場スペンドスリフトファームの所有馬。昨年12月26日に木村騎手とのコンビで臨んだラブレアSでG1初制覇を果たし、木村騎手がケガで戦列を離れていた2月の前走G2サンタモニカSはフレス騎手とのコンビで勝利を挙げている。ここまでの戦績は6戦4勝(重賞3勝)。フルゲート14頭で、主催者想定オッズ(モーニングライン)は9・0倍の5番人気タイとなっている。
木村騎手は一昨年に大井所属のマンダリンヒーロー(12着)でケンタッキーダービー初騎乗(武豊騎手に次ぐ日本人2人目)。昨年はテーオーパスワード(5着)とのコンビで2年連続のケンタッキーダービー騎乗を果たした。今年は1月16日に左足首を負傷し、長期の離脱を余儀なくされたが、3月21日に実戦復帰。ケンタッキーダービーデーのチャーチルダウンズ競馬場で、今年もその姿を見られそうだ。
◆木村和士(きむら・かずし)1999年(平11)9月6日、北海道生まれ。父忠之氏が浦河町で競走馬の育成牧場「NO.9ホーストレーニングメソド」の代表を務め、幼い頃からポニーにまたがる。カナダで騎手としてデビューし、日本人で初めて北米競馬の年度表彰「エクリプス賞」(見習い騎手部門)を受賞。カナダでは3年連続で「ソヴリン賞」(最優秀騎手)を受賞。昨年夏から本格的に米西海岸に拠点を移し、西海岸のトップジョッキーの一人として活躍している。