ロイヤルアスコットでの英G1コモンウェルスカップで2着と善戦したアリゾナブレイズを管理するA.マレー調教師が、現地12日の英G1ジュライカップへの参戦を検討しているようだ。英競馬メディア『At The Races』が報じている。

　スキャットダディ系セルゲイプロコフィエフ産駒のアリゾナブレイズは、4月の仏G3シギー賞など重賞を2勝。コモンウェルスカップでは勝ち馬タイムフォーサンダルズからクビ差の2着に入った。

　今後の選択肢としてはニューマーケット競馬場のジュライコース6ハロンで古馬と対戦するか、8月下旬にヨーク競馬場で行われる5ハロンのG1ナンソープステークスまで待つかがあるという。マレー調教師は「ジュライカップに登録しているが、出走するかは週末まで決めない」と話している。

　さらに同師は「ロイヤルアスコットを素晴らしい結果で終え、彼は今まさに調子を上げている」と語り、「レースごとに状況を見ていくことになる。恐らく次走はニューマーケットかヨークになるだろう」と、ナンソープSにも登録していることを明かした。