NEWS

ニュース

ニュース/コラム

ズールーキングダムが米G3マニラS制す、今後を見据えてG1回避

2025年07月05日 10:52

  • 友だち追加数

 現地4日、米サラトガ競馬場でG3マニラステークス(3歳、芝8ハロン)が行われ、F.プラ騎乗のズールーキングダムが圧倒的な1番人気に応えた。

 2番手で向こう正面に入ったズールーキングダムは、最後の直線で満を持して先頭に。ゴール前では伏兵キャピトルヒルに迫られたものの、3/4馬身差で抑え込んだ。

 C.ブラウン厩舎のズールーキングダムはテンソヴリンズ産駒。前走のG1アメリカンターフステークス(芝8.5ハロン)を勝ったがこの日のG1ベルモントダービー(芝9ハロン)には向かわず、距離短縮となるG3のここで重賞2連勝とした。なおベルモントダービーではアメリカンターフSで2着に下したテストスコアが勝利を収めている。

 ブラウン調教師は「ベルモントダービーに向かわなかったのは、次の2走はマイル戦を走らせるつもりだったから。彼にとってはその方がいいと思った」と競馬メディア『Thoroughbred Daily News』にコメント。次走には8ハロンのG2ホールオブフェームステークスを挙げ、将来的にはもっと長い距離への挑戦も検討すると語った。