欧州短距離で好走続けるアリゾナブレイズ、ナンソープSでG1初制覇なるか
2025年08月13日 12:55

今年の欧州スプリント路線で堅実な走りを続けているアリゾナブレイズは、現地22日に行われる英G1ナンソープステークス(芝5ハロン)で待望のG1初制覇を目指している。
A.マレー厩舎が管理するアリゾナブレイズはセルゲイプロコフィエフ産駒の3歳馬。2歳時に米G1ブリーダーズカップジュベナイルターフスプリントで2着に入ると、3歳となった今年はロイヤルアスコット開催での英G1コモンウェルスカップでクビ差の2着。4月の仏G3シギー賞と前走の英G2サファイアステークスを快勝している。
大手ブックメーカー『パディパワー』では現地12日時点で4.5倍の1番人気。英競馬メディア『At The Races』によると、マレー調教師は「彼は人気馬の一角だが、それはいつもいい走りを見せてくれるから。ナンソープSでもまたいい走りを見せてくれることを願う」とコメント。
ただし同師は「今年のスプリント部門は混戦模様。特に目立つ馬がおらず、ビッグレースはすべて別の馬が勝っている。(ナンソープSでは)私たちの馬も人気馬の一頭だが、混戦模様だ」とも話していた。