【ジャックルマロワ賞】G1初挑戦ゴートゥファースト大金星狙う!名古屋の不動産会社代表が所有
2025年08月13日 14:47

歴史的な大金星となるのか-。ジャックルマロワ賞(G1、芝直線1600メートル、17日=フランス・ドーヴィル)に挑む日本馬、ゴートゥファースト(牡5、新谷)は今回が国内外でG1初挑戦。
昨年暮れのファイナルSでオープン入りを果たし、重賞初挑戦の東京新聞杯で12着、ダービー卿CTで8着という結果に終わったが、果敢にフランスのマイル最高峰の一戦に向かう。対戦するのは欧州のトップマイラー、同じ日本のアスコリピチェーノなどの強敵で、勝てば大金星と言っていい。
所有するのは後藤和成オーナー。さまざまな不動産事業を行い、愛知県名古屋市に本社がある「住まいのグループ株式会社」の代表を務めている若きオーナーだ。ゴートゥファーストは21年のセレクトセール1歳馬部門で4700万円(税抜き)で落札。近親に阪神JF、NHKマイルCを制したメジャーエンブレムがいて、3代母ハーレイディシップが仏オークス2着馬という血統背景を持っている。
海外経験が豊富な新谷厩舎が管理し、鞍上には今夏に英国で腕を磨いている岩田望騎手を起用する。98年タイキシャトル以来、27年ぶりの日本調教馬によるジャックルマロワ賞制覇へ…、ゴートゥファーストの挑戦に注目したい。