パシフィッククラシック直前回避のナイソス、仕切り直して米G1グッドウッドSへ
2025年09月01日 14:45

現地30日の米G1パシフィッククラシックで有力視されていたナイソスは後肢の故障のため、レース直前で出走回避した。
競馬メディア『Thoroughbred Daily News』によると、同馬を管理するB.バファート調教師は「今朝は調子がよかったのだが、突然、後肢にわずかな不安があることに気づいた。何か問題があったに違いない。これも競馬の常だ。きっと大丈夫だろう」と語った。
その上で同師は、ナイソスが9月27日にサンタアニタパーク競馬場で行われるG1グッドウッドステークス(旧カリフォルニアクラウンステークス)で仕切り直す予定であることを明らかにした。
ナイソスはナイキスト産駒の4歳馬で通算6戦5勝。唯一の敗戦は今年5月のG1チャーチルダウンズステークス2着で、その後はメトロポリタンハンデキャップ、スティーブンフォスターステークスの両G1を自重してG3トリプルベンドステークスとG2サンディエゴハンデキャップを連勝。パシフィッククラシックで待望のG1制覇が期待されていたが、その機会はまたもお預けとなった。