ミスターブライトサイドが豪G1マカイビーディーヴァSを3連覇、ヴィアシスティーナらを完封
2025年09月14日 11:53
豪フレミントン競馬場で現地13日にG1マカイビーディーヴァステークス(3歳以上、芝1600m)が6頭により争われ、ミスターブライトサイドが好発から先頭に立ってマイペースに持ち込むと、2番人気を分け合うアエリアナの追撃を1.5馬身差に封じて逃げ切った。
発馬良く一完歩目で先頭に立ったミスターブライトサイドは良馬場(Good4)でスローペースに持ち込むと、背後の3番手で内ラチ沿いキープのアエリアナを残り300mから突き放して押し切った。
1番人気のヴィアシスティーナはミスターブライトサイドを2、3馬身の圏内に入れながら4番手を追走するもコーナーで3頭分外を回るロス。さらに0.4馬身差で4番人気アンティノとの争いになった3着を確保するのが精一杯だった。
B,W&JD.ヘイズ調教師が管理するミスターブライトサイドは明け8歳でマカイビーディーヴァステークスの3連覇を達成。2月のフューチュリティステークス以来となる10度目のG1制覇(重賞13勝目)とした。
豪競馬メディア『racing.com』はベン・ヘイズ師の「彼がベストホースたちともはや組み合えないなんて思ってもいない」「彼はトレーニングが好きな元気で大らかな馬だから、彼がもう十分というまでレースさせるつもりだよ」というコメントを紹介。今後は9月26日のG2ジョンF.フィーハンステークスから10月18日の豪キングチャールズ3世ステークスの予定と報じている。
なお、ヴィアシスティーナのC.ウォーラー調教師は勝ち馬を称えるとともにペースに敗因を求め、同じく自身が管理する2着のアエリアナともども2000mの方が合うとして「我々は負けはしたが大目標に向けて正しく進んでいる」と不問の考え。次走でヴィアシスティーナをターンブルステークス、アエリアナをコーフィールドステークスに使う意向を明かしている。
