凱旋門賞でクアリフィカーに騎乗するビュイック騎手、ファーブル師の手腕を信頼
2025年10月01日 13:54

凱旋門賞でクアリフィカーに騎乗するW.ビュイック騎手が、歴代最多の8勝を誇るA.ファーブル調教師の管理馬に対して「適切な時期にピークを迎えようとしている」と期待を明かした。
ゴドルフィンの主戦として活躍するビュイック騎手だが、これまで凱旋門賞を勝ったことがない。英競馬メディア『Sky Sports Racing』のインタビューに応じたビュイック騎手は、今年のパートナーであるクアリフィカーとは2戦して仏ダービー2着、前走のニエル賞勝ちと好成績を収めている。
「彼はいいタイミングで良化してきているし、1マイル半(2400m)の馬だよ」「距離をこなせるし、仏ダービーで初めて乗った際は凄くポジティブだった。成長し続けているし、あの後すぐに彼はトライアルから凱旋門賞を目指すべき馬と見ているとファーブル師に言われたんだ」と早い段階から目標としていたことに言及。
「ここまでプラン通りに来ている。ニエル賞では道中のほとんどで内に閉じ込められながらも、楽に勝って1マイル半の距離にステップアップできた。(馬群から)出ると加速力を発揮して最後は優にトップだった」と振り返り、スローペースで直前のベイシティローラーも止まらない中で、それを差し切ったパフォーマンスを「パーフェクト」と評価している。
そして「とてもエキサイティングだし、彼のシーズンの組み立て方を見れば、適切な時期にピークを迎えるだろうと想像できるさ」と名伯楽の差配に信頼を寄せた。