凱旋門賞でミニーホークに騎乗するスミヨン騎手、1週前に調教で初顔合わせ
2025年10月01日 13:59

C.スミヨン騎手が先週にA.オブライエン調教師の元を訪れ、バリードイル調教場で凱旋門賞に出走予定のミニーホークに調教をつけていたことが明らかになった。英競馬メディア『attheraces.com』などが報じている。
「先週の水曜日(9月24日)にクリストフ(スミヨン騎手)がハーフスピードで乗ったけどいい感じだったよ」というオブライエン師は、スミヨン騎手がミニーホークに乗るのはそれが初めてで、非常に満足した様子だったとコメント。
ミニーホークを凱旋門賞に予備登録せず、追加登録が必要になったことに関しては、2歳で2戦しかしておらず、追い掛ける立場で今年を迎えたと振り返り、態勢が整ったチェシャーオークスから使いはじめたと説明。次戦の英オークスとの間で変わり身が大きく、その後も緩やかに成長し続けていることを原動力とした。
また、昨年の凱旋門賞で3着のロスアンゼルスも出走させるオブライエン師は「レースで何が起きても驚きはしない。2頭を一緒に調教をしたことがないし、全く異なる準備をしてきたけど、興味深いものになりそうだね」「彼女はとても良く見えるばかりだし、彼は少しずつベストの状態に戻りつつあるように見えるから、どちらが上位に来るとは言えないよ」と評価を避けた。