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ジャパンCに登録のドバイオナー、仏G2コンセイユドパリ賞で2着に惜敗

2025年10月22日 12:30

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 現地19日、仏パリロンシャン競馬場で7頭により争われたG2コンセイユドパリ賞(3歳以上、芝2200m)は、4番手を追走した4番人気のコンバージェントが直線の残り300mから追い出され、直前の2番手から伸びる2番人気ドバイオナーを余力十分に差し切った(短クビ差)。

 1番人気のイエロージャージは逃げ粘るもさらにクビ差の3着に敗れ、2番人気のジュンコは勝ち馬の内で3番手追走から伸び負けて5着に終わった。

 コンバージェントは英国のK.バーク調教師が管理するファシネイティングロック(父ファストネットロック)産駒の3歳牡馬。7月の独ダービーで短アタマ差の2着に惜敗するも、9月の前走は愛G3キルターナンステークスで重賞初制覇を飾っていた。

 仏競馬メディア『paris-turf.com』によると、バーク師は「G3、G2と勝ったから次の合理的な狙いはG1だね。でも現役を続けるから来年にするよ。彼がこのレベルを維持できれば、凱旋門賞のスタートにつけるように頑張るさ」と1年後の大舞台を目標に掲げた。

 なお、ジャパンカップに登録のあるドバイオナーのレーシングマネージャーは「今日は調教不足だったし距離もやや短かった」「彼には2400mの方が合う。でも、素晴らしいパフォーマンスだった」と振り返り、次走は日本か香港で走らせる予定を明かしている。