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ワンスムースオペレーターが豪G2ムーニーバレーGC制す、今年もメルボルンCへ

2025年10月25日 11:58

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 現地24日、豪ムーニーバレー競馬場でG2ムーニーバレーゴールドカップ(芝2500m)が行われ、英国から参戦したワンスムースオペレーターが見事に差し切った。

 前半は後方3番手に控えたワンスムースオペレーターは残り600メートル付近で最後方まで下がったが、最終コーナーで馬群の外に持ち出してスパート。残り200メートルしかない直線で一気に伸びて先行勢をまとめてかわし、最後は手綱を抑えながら2着のアサバスカンに0.75馬身差の勝利を収めた。

 B.エリスン厩舎のワンスムースオペレーターはダイアルドイン産駒の7歳セン馬(南半球基準では8歳)。昨年は豪G3ジーロンカップで重賞初勝利を挙げて豪G1メルボルンカップに挑んだ(2番人気で12着)。

 今年も同様のローテーションで豪州遠征したものの、ジーロンCが悪天候で1日順延されたことを受け、馬場状態の回復を期待して1日遅れのこちらに参戦。狙いどおりに勝利して11月4日に行われるメルボルンCへの挑戦権を再びつかんだ。

 豪競馬メディア『racing.com』によると、エリスン調教師は「昨年のようにトラブルなく10日間を乗り切れたらいいなと思っている」とコメント。「フレミントン(メルボルンC)ではいい走りを見せてくれるだろう。本当に厳しいレースなので勝てるとは言わないが、恥をかくようなことは決してないと思う」と自信を見せた。