昨年のケンタッキーダービー馬ミスティックダンの引退が、K.マクピーク調教師より発表された。米競馬メディア『Daily Racing Form』などが報じている。

　ゴールデンセンツ産駒の4歳馬ミスティックダンは、3歳春に日本のフォーエバーヤングらを下してケンタッキーダービーを制し、続くG1プリークネスステークスも2着と好走。その後は苦戦が続いたが、今年5月にG3ブレイムステークスで久々の勝利を挙げた。

　8月には芝G1のアーリントンミリオンにも挑戦（4着）し、ダートに戻った9月のG2ルーカスクラシックを勝利。ラストランとなるはずだった11月のG1ブリーダーズカップダートマイルは獣医の判断で出走取消とされた。通算成績は16戦5勝。今後はエアドリースタッドで種牡馬入りする予定となっている。