KYダービー前哨戦のG1ブルーグラスS、ファーザーアドが11馬身差の大勝
2026年04月05日 15:14
米キーンランド競馬場で現地4日にG1ブルーグラスステークス(3歳、ダート9ハロン)が7頭により争われ、1番人気のファーザーアドが先行集団の外から早めに進出すると、直線では11馬身差を開く独走で圧勝した。
5番枠のファーザーアドは馬群の外を回りながら向正面に入り、5頭が固まる集団の外で先頭から1馬身差の位置を追走。第3コーナーでは内で並走する4番人気トーキンの鞍上が早くも腕を動かすのに対して馬なりで進出していき、最終コーナーで先頭に立つと直線では一方的にリードを広げた。
2着に集団から離れて6番手を追走したガンランナーの半弟オッティーニョ(5番人気)が続き、さらに1馬身3/4差の3着にトーキンが粘り込んだ。
ファーザーアドはガンランナー産駒の牡馬で、B.コックス調教師が管理。昨年10月にデビュー3戦目で勝ち上がると次戦のG2ケンタッキージョッキークラブステークスも連勝し、3カ月ぶりとなった3歳初戦の前走はG3タンパベイダービーで2着に敗れていた。これが重賞2勝目でG1初制覇としている。
ファーザーアドが2着につけた着差は、このレースを2006年に制したシニスターミニスター(12馬身3/4差)以来となる記録。米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、鞍上のI.オルティスJr.騎手は長期前売りで1番人気のレネゲイドの主戦も務めており、この大勝にも「数頭の強い馬とともに(ケンタッキー)ダービーへ向かうのはハッピーだね」と今後に含みを持たせている。
また、ファーザーアドを所有するスペンドスリフトファームのN.トフィー氏は「アイラッドが大好きだが、もしアイラッドがレネゲイドで行きたいなら、喜んで代わりとなる非常に腕の立つ騎手が何人かいるのは間違いない」とコメントした。
