英ダービー、クリスマスデーが快勝でA.オブライエン師は通算12勝目
2026年06月07日 09:36
第247回英ダービー(3歳、セン馬不可、芝12ハロン)が現地6日にエプソム競馬場で行われ、R.ウィーラン騎乗の3番人気クリスマスデーが道中2番手キープから直線で馬場の中央に切り替えると、好位の後ろから早めに外へ持ち出されて追いすがる6番人気のモルティーズクロスを振り切った(2馬身3/4差)。
好発のクリスマスデーは逃げる僚馬アクション(7番人気)から離れず2番手につけ、2馬身ほど後ろを2番人気アイテムら3頭が追走。さらに1馬身少々でモルティーズクロスが続き、1番人気のピエールボナールは後方3番手付近でタッテナムコーナーを下った。
直線に入るとクリスマスデーとアイテムは内ラチに近い位置を進む一方、残り3ハロン標識から馬場の中央へと切り替えながらスパート。クリスマスデーはアイテムを突き放し、直線入口から外に持ち出されていたモルティーズクロスの3馬身ほど前に出ると、最後まで寄せつけずにゴールした。
さらに2馬身1/2差の3着に中団後方からジェームズジェイブラドック(4番人気タイ)が続き、馬群の中を突いたピエールボナールは直線半ばで勝ち馬に接近したものの、そこで脚が上がり7着に敗れた。
クリスマスデーはA.オブライエン調教師が管理するキャメロット産駒。今季初戦で出世レースのG3バリーサックスステークスを勝ち、前走のG2ダンテステークスではアイテム、アクションに続く3着で本番に駒を進めていた。これがG1初制覇で重賞3勝目としている。
オブライエン師は英ダービー12勝目とすると同時に英クラシック50勝を達成。英競馬メディア『attheraces.com』などに対し「皆が知っての通り、私はバリードイルという大きなチームのほんの一部にすぎない。オフィスや現場では、私が名前を挙げない人たちも含めてたくさんの人々が仕事に就いている」と謙虚なコメント。「彼はとても素直だし、距離がもって真面目だからぴったりだろう」とクリスマスデーの次走に愛ダービーを挙げた。
なお、ベンヴェヌートチェッリーニは発走まで1番人気を争っていたが、ゲートで不完全な姿勢のまま出遅れ。アイテムに続き10番手で入線したものの、馬券購入者が公正な参加機会を阻害されたという裁決委員の判断により出走取消の扱いとなった。
