注目馬NOTABLE HORSE

ペルシアンキング

性齢 牡5
Kingman
Pretty Please
母の父 Dylan Thomas
調教師 A.ファーブル

昨年、ヴァルトガイストを擁してエネイブルの3連覇を阻止した地元フランスのA.ファーブル調教師が、あっと言わせる用兵でタイトル防衛を図りにきた。凱旋門賞で単独最多の8勝を誇る名伯楽が送り込むペルシアンキングは2000m以上で未勝利。出走機会も仏ダービー(2100m)の1回のみで、当時は勝ち馬のソットサスに2馬身差の2着に完敗した。

仏ダービー後は丸1年の休養を経て今年の6月に復帰し、初戦のリステッド2着から2戦目のG2ミュゲ賞、3戦目のG1イスパーン賞を連勝。続くジャックルマロワ賞は力みが目立つ走りで4着に敗れたが、前走のムーランドロンシャン賞で巻き返しに成功し、欧州マイル路線屈指の実力馬と認められる存在になった。

父キングマンはカルティエ賞年度代表馬となったほどのマイラーで、ペルシアンキングの実績的にも今回は2400mへの距離延長に対応できるかが焦点。ただ、母系に目を移せば母の父ディラントーマスは2007年の凱旋門賞馬で、母と3/4同血の半兄プラントゥールにも2010年のパリ大賞、ニエル賞で2着とパリロンシャン競馬場の2400mに実績がある。ペルシアンキング自身もG1レース2勝を含む3戦全勝とコース相性は抜群。母系には通用する下地があり、凱旋門賞を知り尽くしたファーブル師の采配が何とも不気味だ。