バーボンウォー
性齢 | 牡3 |
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父 | Tapit |
母 | My Conquestadory |
母の父 | Artie Schiller |
調教師 | M.ヘニグ |
日本ダービーにおける最重要の前哨戦は皐月賞と言われる通り、強豪が集うレースで得る経験値は大きい。今年の日本ダービーは2着から6着までを皐月賞組、皐月賞は3着から5着まで共同通信杯組が占めたように、特定のレースから王道の中心勢力が輩出されることもめずらしくない。そして、ここまでの米三冠戦線を振り返ると、フロリダダービー組の活躍が目立っている。
降着騒動を引き起こした内容の是非はさておき、一冠目のケンタッキーダービーで1位入線(17着へ降着)を果たしたのはフロリダダービーの勝ち馬マキシマムセキュリティ。3位入線から2着へ繰り上がったコードオブオナーもフロリダダービーで3着だった。さらに、二冠目のプリークネスステークスで2着のエバーファストはフロリダダービーの9着馬だ。
バーボンウォーはフロリダダービーで4着。KYダービーの出走は叶わず、直行したプリークネスSでも8着と振るわなかったものの、当時は中6週とレース間隔がやや開いていた。ただし、フロリダダービー前のファウンテンオブユースステークスでは、コードオブオナーを3/4馬身差と追い詰めて2着(エバーファストは8着)の実績がある。ベルモントステークスで高実績の父タピット、2歳時にG1勝ちがある母という筋の通った血統に加え、通算3勝で連覇を狙う名手M.スミス騎手を配してきた今回は変わり身に注意が必要だろう。
バーボンウォーの競馬データ