ブリーダーズカップフィリー&メアターフ 2023/11/5(日) 04:10発走 サンタアニタパーク競馬場

レース傾向(STATS)

アメリカ競馬における下半期のハイライト、ブリーダーズカップデー。
芝の女王決定戦という位置付けのブリーダーズフィリー&メアターフに今年は日本からウインマリリンが参戦する。
過去10年のデータより、ブリーダーズカップフィリー&メアターフのゲート番別、年齢別、性別、単勝オッズ別、前走レース別、調教国別のレース傾向を分析する。

表1:出走馬レーティング表

  • インスパイラル

    118

  • インイタリアン

    117

  • ウォームハート

    115

  • ウインマリリン

    114

  • フェヴローバー

    113

  • マキューリック

    113

  • ルミエールロック

    112

  • ディディア

    112

  • ステートオケージョン

    111

  • リンディー

    111

  • ウィズザムーンライト

    111

  • モイラ

    111

注:単位はポンド。


JRAが11月2日時点での情報を基に作成したレーティングでは、1位となったのはイギリスのインスパイラルで118、次いで同じイギリスのインイタリアンが117となっている。日本から出走するウインマリリンは114となっている。

表2:ゲート番別成績表

ゲート番 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
1 2 0 1 7 20% 20% 30%
2 0 2 2 6 0% 20% 40%
3 0 1 0 8 0% 11.1% 11.1%
4 1 0 2 7 10% 10% 30%
5 2 0 1 7 20% 20% 30%
6 1 1 1 6 11.1% 22.2% 33.3%
7 0 1 1 8 0% 10% 20%
8 1 1 0 8 10% 20% 20%
9 1 1 2 6 10% 20% 40%
10 0 1 0 9 0% 10% 10%
11 2 1 0 5 25% 37.5% 37.5%
12 0 0 0 7 0% 0% 0%
13 0 0 0 4 0% 0% 0%
14 0 1 0 2 0% 33.3% 33.3%

最も勝利を輩出しているのは1番ゲート、5番ゲート、11番ゲートの2勝。昨年のチューズデーも5番ゲートだった。連対率・3着内率では2番ゲート、6番ゲート、14番ゲートも好成績を収めている。

昨年の覇者チューズデー(Photo by Getty Images)

表3:年齢別成績表

年齢 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
3歳 4 3 3 27 10.8% 18.9% 27%
4歳 3 3 4 29 7.7% 15.4% 25.6%
5歳 2 3 3 28 5.6% 13.9% 22.2%
6歳 1 1 0 5 14.3% 28.6% 28.6%
7歳以上 0 0 0 1 0% 0% 0%

3歳が4勝でトップ。次いで4歳が3勝、5歳が2勝と続く。6歳以上も1勝しており、連対率、3着内率で見ても幅広い年齢層において好成績を収めている。今年6歳のウインマリリンも好走のチャンスが見込める。

日本から参戦するウインマリリン(Photo by Kazuhiro Kuramoto)

表4:単勝オッズ別成績表

勝率 連対率 3着内率
10倍未満 17.1% 39% 48.8%
10倍~29.9倍 6.8% 6.8% 18.2%
30~49.9倍 0% 5% 10%
50~99.9倍 0% 0% 0%
100倍以上 0% 0% 0%


単勝10倍未満の馬が最も高い勝率で17.1%。連帯率、3着内率も高い。30倍以上の馬の勝利はなく、比較的人気馬同士での決着となる傾向がある。
※2016年、2021年はJRAオッズ。それ以外は現地オッズ。

表5:前走レース別成績表

ブリーダーズカップフィリー&メアターフにおける成績
前走レース 1着 2着 3着
オペラ賞(仏・G1) 3 2 2
ビヴァリーD.ステークス(米・G1) 2 0 0
フラワーボウルステークス(米・G1) 1 2 2
ファーストレディステークス(米・G1) 1 2 1
サンチャリオットステークス(英・G1) 1 0 0
英チャンピオンズフィリーズ&メアズステークス(英・G1) 1 0 0
札幌記念(日・G2) 1 0 0
ヴェルメイユ賞(仏・G1) 0 1 0
メイトロンステークス(愛・G1) 0 1 0
ダイアナステークス(米・G1) 0 1 0
ワヤステークス(米・G3) 0 1 0
クイーンエリザベス2世チャレンジカップ(米・G1) 0 0 2
シーウェイステークス(加・G3) 0 0 1
E.P.テイラーステークス(加・G1) 0 0 1
ロデオドライブステークス(米・G1) 0 0 1


最も勝利数が多いのがオペラ賞の3勝。次いでビヴァリーD.ステークスが2勝となっている。各国の牝馬限定G1をステップにすることが多いようだ。

表6:調教国別成績表

調教国 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
イギリス 4 1 2 14 19.0% 23.8% 33.3%
アメリカ 3 6 6 53 4.4% 13.2% 22.1%
アイルランド 2 2 0 13 11.8% 23.5% 23.5%
日本 1 0 0 1 50% 50% 50%
フランス 0 1 1 6 0% 12.5% 25.0%
カナダ 0 0 1 2 0% 0% 33.3%
チリ 0 0 0 1 0% 0% 0%

最も勝利を挙げているのがイギリスの4勝。次いで地元アメリカが3勝、アイルランドが2勝となっている。今年はイギリスから有力馬の一頭であるインスパイラルが参戦する。

有力馬の一頭、イギリスのインスパイラル(Photo by Getty Images)

注:本ページの内容は、JRA-VAN Ver. Worldの情報を基に制作されております。

 

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