ブリーダーズカップフィリー&メアターフ 2024/11/3(日) 07:25発走 デルマー競馬場

レース傾向(STATS)

アメリカ競馬における下半期のハイライト、ブリーダーズカップデー。芝の女王決定戦という位置付けのブリーダーズフィリー&メアターフ。
過去10年のデータより、ブリーダーズカップフィリー&メアターフのゲート番別、年齢別、性別、単勝オッズ別、前走レース別、調教国別のレース傾向を分析する。

表1:出走馬レーティング表

  • コンテント

    114

  • フルカウントフェリシア

    114

  • ハングザムーン

    113

  • モイラ

    113

  • アニセット

    112

  • ウォーライクゴッデス

    112

  • シンデレラズドリーム

    112

  • ディディア

    112

  • イランイラン

    111

  • ソプラノ

    111

  • ビューティフルラブ

    108

  • ビーチボム

    108

  • サンセットグローリー

    104


JRAが10月31日時点での情報を基に作成したレーティングでは、1位となったのはアイルランドのコンテントとカナダのフルカウントフェリシアで114、次いでアメリカのハングザムーンとカナダのモイラが113となっている。

表2:ゲート番別成績表

ゲート番 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
1 1 0 1 8 10% 10% 20%
2 0 2 2 6 0% 20% 40%
3 0 1 0 9 0% 10% 10%
4 1 0 2 7 10% 10% 30%
5 2 1 1 6 20% 30% 40%
6 2 1 1 6 20% 30% 40%
7 0 0 1 9 0% 0% 10%
8 1 1 0 8 10% 20% 20%
9 1 1 2 6 10% 20% 40%
10 0 1 0 9 0% 10% 10%
11 2 1 0 5 25% 37.5% 37.5%
12 0 0 0 7 0% 0% 0%
13 0 0 0 4 0% 0% 0%
14 0 1 0 2 0% 33.3% 33.3%

最も勝利を輩出しているのは5番ゲート、6番ゲート、11番ゲートの2勝。昨年のインスパイラルも6番ゲートだった。連対率・3着内率では2番ゲート、6番ゲート、14番ゲートも好成績を収めている。

昨年の覇者インスパイラル(Photo by Getty Images)

表3:年齢別成績表

年齢 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
3歳 4 4 2 27 10.8% 21.6% 27%
4歳 3 2 5 30 7.5% 12.5% 25%
5歳 2 3 3 28 5.6% 13.9% 22.2%
6歳 1 1 0 6 12.5% 25% 25%
7歳以上 0 0 0 1 0% 0% 0%

3歳が4勝でトップ。次いで4歳が3勝、5歳が2勝と続く。6歳以上も1勝しており、連対率、3着内率で見ても幅広い年齢層において好成績を収めている。人気が予想される今年3歳のシンデレラズドリームも好走のチャンスが見込める。

人気が予想される今年3歳のシンデレラズドリーム(Photo by Eclipse Sportswire)

表4:単勝オッズ別成績表

勝率 連対率 3着内率
10倍未満 17.5% 40% 50%
10倍~29.9倍 6.4% 6.4% 17%
30~49.9倍 0% 5.3% 10.5%
50~99.9倍 0% 0% 0%
100倍以上 0% 0% 0%


単勝10倍未満の馬が最も高い勝率で17.5%。連帯率、3着内率も高い。30倍以上の馬の勝利はなく、比較的人気馬同士での決着となる傾向がある。
※2016年、2021年、2022年年はJRAオッズ、それ以外は現地オッズ。

表5:前走レース別成績表

ブリーダーズカップフィリー&メアターフにおける成績
前走レース 1着 2着 3着
オペラ賞(仏・G1) 3 2 1
サンチャリオットステークス(英・G1) 2 0 0
フラワーボウルステークス(米・G1) 1 2 2
ファーストレディステークス(米・G1) 1 2 1
英チャンピオンズフィリーズ&メアズステークス(英・G1) 1 0 0
ビヴァリーD.ステークス(米・G1) 1 0 0
札幌記念(日・G2) 1 0 0
ダイアナステークス(米・G1) 0 1 0
ワヤステークス(米・G3) 0 1 0
ヴェルメイユ賞(仏・G1) 0 1 0
メイトロンステークス(愛・G1) 0 1 0
E.P.テイラーステークス(加・G1) 0 0 2
ロデオドライブステークス(米・G1) 0 0 1
クイーンエリザベス2世チャレンジカップ(米・G1) 0 0 1
シーウェイステークス(加・G3) 0 0 1
ジョンCメイビーステークス(米・G2) 0 0 1


最も勝利数が多いのがオペラ賞の3勝。次いでサンチャリオットステークスが2勝となっている。各国の牝馬限定G1をステップにすることが多いようだ。

表6:調教国別成績表

調教国 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
イギリス 4 1 2 15 18.2% 22.7% 31.8%
アメリカ 3 6 5 52 4.5% 13.6% 21.2%
アイルランド 2 3 0 14 10.5% 26.3% 26.3%
日本 1 0 0 2 33.3% 33.3% 33.3%
カナダ 0 0 2 1 0% 0% 66.7%
フランス 0 0 1 6 0% 0% 14.3%
チリ 0 0 0 1 0% 0% 0%

最も勝利を挙げているのがイギリスの4勝。次いで地元アメリカが3勝、アイルランドが2勝となっている。今年はアメリカから有力馬の一頭であるウォーライクゴッデスが参戦予定。

有力馬の一頭、アメリカのウォーライクゴッデス(Photo by Eclipse Sportswire)

注:本ページの内容は、JRA-VAN Ver. Worldの情報を基に制作されております。

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