ドバイシーマクラシック

Dubai Sheema Classic

2019/3/30(土) 25:00発走 

メイダン競馬場

スワーヴリチャード

スワーヴリチャード
性齢 牡5
ハーツクライ
ピラミマ
母の父 Unbridled's Song
調教師 庄野靖志

歓喜のG1初制覇を飾った大阪杯から1年。スワーヴリチャードにとって今回のドバイシーマクラシックは、G1戦線の主役へ返り咲くために譲れない一戦となる。昨年の大阪杯を早め進出の豪快な競馬で押し切ると、次戦の安田記念では初のマイル戦ながら1分31秒台の高速決着にも対応して3着。高いスピード能力も証明し、本格化を強烈に印象づけた。

しかし、王者へと足場を固めるはずだった秋の戦いは歯がゆいものに。春の内容から1番人気で迎えられた天皇賞(秋)では、立ち遅れて流れに乗れないままゴールし生涯最悪の10着に大敗。同期の好敵手レイデオロに花を持たせてしまった。続くジャパンカップでは力走を見せたものの、アーモンドアイから5馬身以上離れた3着。果敢にハナを奪って2着に逃げ粘った同期の菊花賞馬キセキにも少し水を開けられた印象だ。

ただ、それから3か月ぶりとなった前走の中山記念は、ゲートを決めて流れに乗り、直線では2番手争いに加わった。結果こそ4着だったものの、3度中2度の着外を記録し、相性が良いとはいえない中山競馬場での戦いぶりとしては、立ち直りも感じさせる内容。シーマクラシックの左回り芝2410mは堅実に走った日本ダービー、ジャパンCとほぼ変わらない条件だけに、初遠征に対応できれば王者復活も期待できるだろう。

スワーヴリチャードの競馬データ