オールドペルシアン
性齢 | 牡4 |
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父 | Dubawi |
母 | Indian Petal |
母の父 | Singspiel |
調教師 | C.アップルビー |
昨年は巧みな戦術でレイデオロらの日本勢を完封した地元ゴドルフィン勢に、今年も強力な駒が現れた。オールドペルシアンにとって前走のドバイシティオブゴールドは、英セントレジャー以来となる半年ぶりの実戦だったが、発馬を決めて逃げ馬を前に見るラチ沿いの絶好位を確保。スムーズに流れに乗り、あとは抜け出すだけという形を作った。しかし、最終コーナーで外から次々と後続勢に先を越されると、直線では進路をふさがれてしまう。ようやく視界が開けたのは残り200m地点だったが、そこから末脚を爆発させて逆転する着差以上に強い内容を残した。
もともと期待の高かった馬で、昨年のロイヤルアスコット開催では“キングエドワード7世Sを完勝。ゴドルフィンが英ダービー馬マサーに代え、連闘で愛ダービーへ差し向けたほどだ。夏場のグレートヴォルティジュールSでは僚馬クロスカウンターを抑えて重賞2勝目。その後、僚馬はメルボルンCを快勝した。愛ダービー6着、英セントレジャー5着と、ここまではG1で結果を出せていないものの、C.アップルビー調教師は前走後にシーマクラシックを見据えた仕上げだったことを明かしており、さらなる上積みも必至で日本勢には手強い相手になりそうだ。
オールドペルシアンの競馬データ