ドリームキャッスル
性齢 | セ5 |
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父 | Frankel |
母 | Sand Vixen |
母の父 | Dubawi |
調教師 | S.ビン・スルール |
昨年はベンバトルでヴィブロスら日本の精鋭5頭を打ち破ったゴドルフィンが、今年はドリームキャッスルで連覇を狙っている。今季は1月のシングスピールSから2月のアルラシディヤ、そして前哨戦のジェベルハッタまで重賞3連勝と絶好調。その全てが本番と同じメイダン競馬場の芝1800mを舞台としており、体でコースを覚え込んでいる強味がある。しかも、ベンバトルは先の2戦を連勝した一方、3戦目のジェベルハッタではブレアハウスの2着に敗れたが、ドリームキャッスルはブレアハウスにも連勝している。
ドリームキャッスルは昨年の同時期もメイダン競馬場で連戦していた。ただ、2月のアルファヒディフォート(芝1400m)での3着が目立つ程度で、ダート1600mのバージナハール(11着)など条件を転々としていた。その後に去勢されたことが転機となり、名伯楽のS.ビン・スルール調教師をして、短距離馬と感じていたというほどの気性難が改善。今季の飛躍へとつながった。
ただ、去勢前の3歳時には英2000ギニーで優勝馬チャーチルから約2馬身の5着に好走した実績もある。後に4着馬までがG1を勝ち、6着エミネントも豪G1で2着となるハイレベルな相手関係だっただけに、常識にかかってきた現状なら日本勢にとって大きな脅威となることは言うまでもない。
ドリームキャッスルの競馬データ