ドバイゴールデンシャヒーン2021/3/27(土) 23:40発走 メイダン競馬場
性齢 | 牡5 |
---|---|
父 | ロードカナロア |
母 | フレンチノワール |
母の父 | フレンチデピュティ |
調教師 | 安田隆行 |
進境著しいダート戦線のキレ者が、さらなるステップアップへ冒険の旅に出る。2歳11月のデビュー2戦目から前走のフェブラリーSまで15戦連続でダート戦に出走し続け、7勝(2着5回)と堅実に力を着けてきたレッドルゼル。連対を外した3戦はオープン初挑戦の端午S(3歳4月)、重賞初挑戦のプロキオンS(4歳7月)、そしてG1初挑戦のフェブラリーS(5歳2月)と敗因も明白で、残すはG1のみという所まで来ている。
8着に完敗したプロキオンSまでは中団より前からのレースが多かったが、3か月の休養を挟んで復帰した室町Sを中団より後ろからの差し切りで制すと、続くカペラSでも10番手から大外一気に追い上げ、好位から粘り込むジャスティンにクビ差まで詰め寄った。その後も末脚の威力は増すばかりとなり、次戦の根岸Sでは残り200mで開いた進路から鋭く抜け出してついに重賞初制覇。勢いをぶつけたフェブラリーSは4着に終わったものの、上位3頭とも内ラチ沿いキープから抜け出す展開で、大外枠が不利に働いた面も否めない。
根岸S後には多少の疲れが出たようだが、回復も早くドバイ遠征にゴーサインが出された。初挑戦の次の機会には必ず連対してきた対応力を持ってすれば、2度目のG1挑戦で勝ち負けに持ち込んでも不思議はない。