沿革HISTORY

ドバイターフ(G1)
2021年3月28日 (日) 00:30[現地時間 2021年3月27日 (土) 19:30]
UAE メイダン競馬場
芝左1800m
負担重量:4歳以上=牡・セン馬 57kg、牝馬 55kg 南半球産3歳=牡・セン馬 54.5kg、牝馬52.5kg

賞金総額:400万米ドル(約4億3200万円)
1着賞金:232万米ドル(約2億5056万円)
※1米ドル=108円で換算



新型コロナウイルスの世界的流行により、2020年はメーンのワールドカップや他のカードとともに開催中止。その影響が長引いている影響で、2021年の賞金は前回までの総額600万米ドル(約6億4800万円)から400万米ドル(約4億3200万円)に、1着賞金も360万米ドル(約3億8900万円)から232万米ドル(約2億5056万円)に減額された。

1996年の創設当初は「ドバイデューティフリー」の名称で行われ、ドバイワールドカップと同じナドアルシバ競馬場のダート2000mが施行条件だった。4年後に芝1800mへと施行条件が大きく変更され、2002年のG1昇格と同時に芝1777mに距離を短縮。2010年にはメイダン競馬場開場に伴い芝1800mに再変更された。

日本調教馬はG2時代の2001年にイーグルカフェが初参戦し、2007年にアドマイヤムーンが初優勝。ともに遠征したダイワメジャーも3着に奮闘している。それ以降は日本調教馬の遠征は散発的で勝利からも遠ざかっていたが、2014年にジャスタウェイがレース史上最大の6馬身1/4差で圧勝。走破時計の1分45秒52は現在もコースレコードとして残っている。

その後、2015年にレース名をドバイターフへ改称。2016年はリアルスティールが悲願のG1初制覇を成し遂げ、さらに2017年もヴィブロスが強豪牡馬たちを退けて日本調教馬が連覇を果たした。2018年は惜しくも勝利を逃したが、遠征した5頭のうち3頭が2着と3着(同着)を占めると、2019年にはアーモンドアイが圧倒的人気に応えて快勝するなど、近年は日本調教馬の活躍が目覚ましい。