ドバイターフ2021/3/28(日) 00:30発走 メイダン競馬場
性齢 | セ8 |
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父 | Whipper |
母 | Lady Glitters |
母の父 | Homme De Loi |
調教師 | D.オメーラ |
明け8歳を迎えた英国の古豪が2度目のピークを迎える勢いだ。デビューしたフランスで去勢されるとともに英国へ移籍し、翌2018年のクイーンアンSで重賞に初挑戦。いきなりのG1で8番人気(タイ)の低評価も当然の存在だったが、2着に激走して大波乱の片棒を担ぐと、サセックスSでも3着に好走するなど重賞戦線に定着した。そして、2019年にはドバイターフに参戦し、アーモンドアイら上位を固めた日本のG1牝馬3頭の中に割って入る3着。帰国後にはクイーンアンSで前年の雪辱を果たして念願のG1初制覇を飾り、最初のピークを迎えた。
その後は昨年の6戦未勝利を含めて白星から遠ざかったが、今年は1月からドバイに滞在してドバイターフに向け転戦。初戦のシングスピールSを3馬身差で圧勝し、1年7か月ぶりとなる勝利で健在をアピールすると、続くアルラシディヤは末脚勝負のロードグリッターズに展開が向かず3着に敗れたものの、再びスローペースとなった前走のジェベルハッタでは力強く末脚を伸ばして接戦を制し、クイーンアンS以来となる2度目のG1制覇を飾った。
これらの3戦は全てドバイターフと同じメイダン競馬場の1800mで、アーモンドアイに続いた1戦を合わせると4戦2勝、3着2回と抜群の相性。2年前の記録とはいえ、日本のG1ホースと互角の結果を残した事実からも、優勝を争う1頭であることは間違いない。