注目馬NOTABLE HORSE

リーガルリアリティ

性齢 セ6
Intello
Regal Realm
母の父 Medicean
調教師 M.スタウト

リーガルリアリティは昨年7月のエクリプスSでディアドラと対戦。5着のディアドラに対してクビ差の6着と振るわなかったが、さらに遡ること1年前のエクリプスSでは、1着のエネイブルから2馬身3/4差の3着に好走している。結果的に、これがリーガルリアリティを遠回りさせる原因となったかもしれない。

3歳時にサラブレッドSで重賞初制覇を飾るなど、マイルの重賞戦線で堅実に活躍していたが、4歳を迎えるとブリガディアジェラードSで初の10ハロン(1990m)に挑み快勝。続くエクリプスSでもG1初挑戦ながらエネイブルに食い下がり、10ハロン路線に目鼻を立てた。しかし、勝ち負けに加われないまま月日は流れ、昨年8月になってマイル路線に出戻ると、初戦のソヴリンSで約1年3か月ぶりの勝利。その後も前走のジョエルSで英2000ギニー馬カメコの半馬身差2着など上位争いを続けた。

こうした経緯からも、2000mより1600mの方が適しているのは明らか。実際に、マイル重賞では7戦2勝、2着1回、3着4回と着外がない。それに対して10ハロンの重賞は7戦1勝で3着も1回のみ。G1が多かった事情はあるにせよ心許ない。今回は中間距離で未経験の1800mになるが、過去に8戦して重賞での入着6回、10ハロンのブリガディアジェラードSで勝利に導いた好相性のR.ムーア騎手を確保しており、侮れない存在となりそうだ。