ドバイゴールデンシャヒーン

2022/3/26(土) 23:45発走 メイダン競馬場

注目馬NOTABLE HORSE

イースターンワールド

Photo by Dubai Racing Club
性齢 セ5
Dubawi
Eastern Joy
母の父 Dubai Destination
調教師 A.ビン・ハルマシュ

ドバイゴールデンシャヒーンに向けた地元の前哨戦は3重賞が組まれているが、イースターンワールドは最終戦のマハブアルシマールを制して名乗りを挙げた。注目すべきはその血統だ。3歳上の半兄はドバイワールドカップ連覇のサンダースノーという良血。兄は豪州でコーフィールドギニーなどG1レース3勝のヘルメット産駒だが、イースターンワールドは今や世界屈指の名種牡馬ドバウィの産駒でスケールアップしている。

イースターンワールドはゴドルフィンの自家生産・所有で、2歳の2019年12月にC.アップルビー厩舎からデビューした。明け3歳6月の3戦目には初勝利を挙げたものの伸び悩み、期待の血統ながら去勢。その後は手術明けの4歳初戦で勝利するも続かず、昨年末に現在のオーナーに売却されてA.ビン・ハルマシュ厩舎に移籍した。そして、転厩初戦でダートに初挑戦。リステッドに出走するのも初めてだったが、2着でさっそく結果を出した。

しかし、その後はアルマクトゥームチャレンジラウンド1や同R2などで3連敗。前走のマハブアルシマールで一気に距離短縮を図ると、大きな変わり身で待望の重賞初制覇に至った。それが初の1200mで今回は試金石の一戦だが、ようやく適条件を見つけられたのだとしたら、2戦目で前進する余地も大いにあるだろう。