ドバイゴールデンシャヒーン 2025/4/6(日) 00:40発走 メイダン競馬場

レース概要・過去結果HISTORY

昨年はタズがG1初制覇を飾ったドバイゴールデンシャヒーン。(Photo by Kazuhiro Kuramoto)

ドバイゴールデンシャヒーン 競走条件・賞金HISTORY

ドバイゴールデンシャヒーン(G1)
2025年4月6日 (日) 00:40[現地時間 2025年4月5日 (土) 19:40]
UAE メイダン競馬場
ダート左1200m 3歳以上
負担重量:4歳以上=牡・セン馬 59.5kg、牝馬 57.5kg 南半球産3歳=牡・セン馬 59kg、牝馬 57kg 北半球産3歳=牡・セン馬 56kg、牝馬 54kg

賞金総額:200万米ドル(約3億円)
1着賞金:116万米ドル(約1億7400万円)
※1米ドル=150円で換算

ドバイゴールデンシャヒーン 歴史HISTORY

賞金規模は総額の200万ドル、1着の116万ドルとも近年の規模を維持。国内ダート短距離路線で最高峰のJBCスプリント(総額1億3600万円、1着8000万円=2024年実績)の2倍余りあり、ドル建ての賞金では国内芝スプリント最高峰の高松宮記念とスプリンターズS(総額246万6000ドル、1着113万3333ドル)に近い。

レースの歴史は1993年に創設の「ナドアルシバスプリント」に遡る。当初は12月に施行されていたが、1996年にドバイワールドカップ開催が始まるとアンダーカードに組み込まれた。2000年にドバイゴールデンシャヒーンへと改称され、賞金総額100万ドルのリステッドに格付け。2001年のG3から翌年の2002年にはG1へ昇格して賞金も現在と同じ総額200万ドルに倍増された。

創設当時のナドアルシバ競馬場は芝コースの外にダートコースが設けられていたため、ダート戦としては異例の直線1200mを舞台としていたが、2010年に開場のメイダン競馬場はダートコースをオールウェザー(AW)コースに刷新して芝コースの内側に配置。左回りの1200mへと施行条件が大きく変更された。AWコースは2015年から再びダートの走路に造り替えられ、それ以降は左回りのダート1200mで実施されている。

レースは歴史的にアメリカ調教馬が強く、AW開催の5回こそ1勝止まりだったものの、G1昇格後のダート開催では17回で12勝と実力を見せつけてきた。日本調教馬はなかなか結果を出せず未勝利だが、2019年にマテラスカイが初連対し、レッドルゼル(2021、2022年)、ドンフランキー(2024年)も続いて2着が計4回。近年は遠征頭数が増えたこともあり、上位争いに加わっている。

なお、現地前哨戦のマハブアルシマールの勝ち馬には優先出走権が与えられ、本番も優勝すると賞金総額の10%に相当する20万ドルが褒賞金として交付される。

ドバイゴールデンシャヒーン 過去レース結果(歴代優勝馬)HISTORY

レース日 調教国 馬名 性齢 騎手 調教師 タイム
2024年3月30日 UAEUAE タズ セ7 T.オシェア B.シーマー 1:10:19
2023年3月25日 アメリカアメリカ シベリウス セ5 R.ムーア J.オドワイヤー 1:10:69
2022年3月26日 UAEUAE スイッツァランド セ8 T.オシェア B.シーマー 1:11:13
2021年3月27日 アメリカアメリカ ゼンデン 牡5 A.フレス C.デイヴィッド 1:09:01
2020年3月28日   中止        
2019年3月30日 アメリカアメリカ エックスワイジェット セ7 E.ハラミーヨ J.ナヴァロ 1:10:75
2018年3月31日 アメリカアメリカ マインドユアビスケッツ 牡5 J.ロザリオ C.サマーズ 1:10:12
2017年3月25日 アメリカアメリカ マインドユアビスケッツ 牡4 J.ロザリオ C.サマーズ 1:10:91
2016年3月26日 UAEUAE ムアラブ セ7 P.ハナガン M.アル・ムハイリ 1:10:59
2015年3月28日 アメリカアメリカ シークレットサークル 牡6 V.エスピノーザ B.バファート 1:10:64
2014年3月29日 香港香港 スターリングシティ セ6 J.モレイラ J.ムーア 1:10:88
2013年3月20日 UAEUAE レイナルドザウィザード セ7 R.マレン S.シーマー 1:12:46
2012年3月31日 バーレーンバーレーン クリプトンファクター セ4 K.ファロン F.ナス 1:10:79
2011年3月36日 シンガポールシンガポール ロケットマン セ6 F.コーツィー P.ショー 1:11:28
2010年3月27日 アメリカアメリカ キンセールキング セ5 G.ゴメス C.オキャラハン 1:10:89
2009年3月28日 UAEUAE ビッグシティマン 牡4 J.ヴァレンズエラ J.バートン 1:08:93
2008年3月29日 アメリカアメリカ ベニーザブル 牡5 E.プラド R.ダトローJr. 1:08:70
2007年3月31日 アメリカアメリカ ケリーズランディング セ6 L.デットーリ E.ケネアリー 1:10:34
2006年3月25日 アメリカアメリカ プラウドタワートゥー 牡4 D.コーエン S.ゴンザレス 1:09:86
2005年3月26日 アメリカアメリカ サラトガカウンティ 牡4 J.カステリャーノ G.ウィーヴァー 1:11:21
2004年3月27日 アメリカアメリカ アワーニューリクルート 牡5 A.ソリス J.サドラー 1:10:30
2003年3月29日 UAEUAE ステートシティ 牡4 M.ヒルズ P.ラドキン 1:09:95
2002年3月23日 アメリカアメリカ コーラーワン セ5 G.スティーヴンス J.チャップマン 1:09:91

※G1昇格後の優勝馬について掲載
※2009年までナドアルシバ競馬場のダート直線1200mで開催
※2010年~2014年はオールウェザー1200mで施行
※馬齢は現地主催者発表(南半球齢で表記)のものを記載しております。

ドバイゴールデンシャヒーン 日本馬の過去成績HISTORY

馬名 着順 性齢 騎手 調教師
2024 ドンフランキー 2 牡5 C.デムーロ 斉藤崇史
リメイク 4 牡5 川田将雅 新谷功一
イグナイター 5 牡6 笹川翼 新子雅司
ケイアイドリー 9 牡7 C.ルメール 村山明
2023 リメイク 5 牡4 武豊 新谷功一
レッドルゼル 6 牡7 川田将雅 安田隆行
レモンポップ 10 牡5 坂井瑠星 田中博康
ジャスティン 12 牡7 B.ムルザバエフ 矢作芳人
2022 レッドルゼル 2 牡6 川田将雅 安田隆行
チェーンオブラブ 4 牝5 坂井瑠星 小笠倫弘
2021 レッドルゼル 2 牡5 R.ムーア 安田隆行
コパノキッキング 5 セ6 W.ビュイック 村山明
ジャスティン 11 牡5 坂井瑠星 矢作芳人
マテラスカイ 12 牡7 戸崎圭太 森秀行
2019 マテラスカイ 2 牡5 武豊 森秀行
2018 マテラスカイ 5 牡4 武豊 森秀行
2017 ディオスコリダー 11 牡3 S.フォーリー 高橋義忠
2013 タイセイレジェンド 12 牡6 R.ムーア 矢作芳人
2010 ローレルゲレイロ 4 牡6 藤田伸二 昆貢
2009 バンブーエール 4 牡6 武豊 安達昭夫
2007 アグネスジェダイ 10 牡5 武豊 森秀行
シーキングザベスト 11 牡6 福永祐一 森秀行
2006 アグネスジェダイ 6 牡4 吉原寛人 森秀行
2004 マイネルセレクト 5 牡6 武豊 中村均
2002 ブロードアピール 5 牝8 O.ペリエ 松田国英
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