ロマンチックウォリアー
24戦18勝[18-4-0-2]
前走のサウジCは初ダートを問題にせず、直線では勝負ありかという決定的な場面を演出。最後はフォーエバーヤングの底力に屈したが、負けてなお強し、この馬の価値を一段と上げる見事な走りを披露した。今回はすでにレコードを保持する舞台。衆目の一致する通り不動の本命だ。
リバティアイランド
10戦5勝[5-3-1-1]
昨年はドバイシーマクラシックを狙うも3着に完敗。今年は距離を短縮してドバイターフに矛先を向けてきた。昨秋の天皇賞はまさかの大敗を喫したが、前走の香港Cではロマンチックウォリアーの2着に食い下がって不安を払しょく。再戦の今回で雪辱し、完全復活と行きたい。
ソウルラッシュ
24戦8勝[8-4-3-9]
昨年は6歳にして悲願のG1初制覇を成し遂げ、JRA賞最優秀マイラーも受賞。安田記念とマイルCSは4歳から3年連続、香港マイルにも5歳から2年連続で挑戦し続け、それぞれ1度も着順を落とさずに来た。前走の中山記念は3着も距離に十分目途を立てる内容。1ターンの舞台で前進も可能だ。
ネーションズプライド
21戦11勝[11-3-2-5]
前走シングスピールS(G2)で1着。近3走はG1・G2で1着・9着・10着とやや波はあるが、実績は最上位。舞台適性も高く、引き続き上位争いが期待される。
ファクトゥールシュヴァル
19戦6勝[6-5-5-3]
前走サウジカップ(G1)ではダートで7着も、芝では昨年のドバイターフを含めG1で安定した成績。3走前もG1で2着と好走しており、条件替わりで力を発揮したい。
ブレイディヴェーグ
8戦4勝[4-2-0-2]
昨年は右後肢の飛節を痛めてドバイターフへの遠征を断念。秋の2戦だけで終わり、前走の東京新聞杯も4着に敗れたが、脚元の不安がつきまとう中で堅実さは失っていない。今回の間隔は2か月と順調で、200mでも距離が延びるのもプラス。この馬らしさを久々に見られるはずだ。
ゴーストライター
8戦3勝[3-0-2-3]
前走アイリッシュチャンピオンS(G1)で5着。近3戦はすべてG1で3〜5着と上位に食い込んでおり、重賞でも堅実な内容。相手なりには走れている印象。
ホロウェイボーイ
19戦2勝[2-5-6-6]
前走シングスピールS(G2)で2着。年明け以降は重賞で2・3・2着と安定した成績を残しており、近走の充実ぶりが目を引く存在。
マルジューム
11戦3勝[3-2-2-4]
前走タンドリッジS(L)で2着。近3戦は2・6・8着と着順に波があり、G1ではやや力不足の印象も。安定感に欠ける面が課題となる。
メイショウタバル
9戦4勝[4-0-0-5]
ここまで重賞は5戦2勝。毎日杯と神戸新聞杯を逃げ切る一方、残りの3戦は2桁着順に沈んでいる。折り合いが難しく、近走は長い距離に対応できず自滅のような形になっていたが、6馬身差で圧勝した毎日杯と同じ1800mの今回は再生の好機。3年前の覇者パンサラッサの再現なるか。
ゴエモン
20戦9勝[9-0-2-9]
前走アルメタクマイル(L)で1着。近3走はリステッド2勝に加えG2で3着と内容は良化傾向だが、重賞実績は乏しく、今回の相手関係では分が悪い。