関係者コメント
C.ルメール騎手
――レースを振り返って?
「レース前はすごくリラックスしてましたが、彼(サトノダイヤモンド)のコンディションがまだ今ひとつだったと思います。また、馬場がすごく重くて難しかったと思いますし、メンバーも強かったです。ペースは彼のペースで走れていましたが、100%のコンディションじゃないと難しいです。4着という結果は、コンディションと馬場に尽きると思います。とても長い休み明けでしたし、次はもっと良くなると思います」
――ラスト200mあたりで一杯になった?
「そうですね。止まりました。疲れていたと思います。ただ、ゴールした後もすぐには止まらず、まだ走ってはいました」
――馬場は昨年のマカヒキの時より重かった?
「全然違いましたね。ここ数日、雨がずっと降っていましたから。ダイヤモンドは大きな馬で、頭が少し下を向いていますから、この馬場は難しかったと思います。凱旋門賞の時は良馬場が欲しいですね」
池江泰寿調教師
――凱旋門賞に向けて、馬場に適応することは可能か?(現地記者)
「今日より悪くなったら苦しくなりますね」
――今日のサトノダイヤモンドの調子については?(現地記者)
「良いときに比べれば今ひとつです」
――左脚をケガしたようだが今後の準備に影響は?(現地記者)
「(凱旋門賞まで)3週間あるので、しっかりと準備したいと思います」
――今日の結果を受けて、今後の過ごし方は変わりますか?(現地記者)
「ほとんど変わりませんね」
――オルフェーヴルでは2回勝って、今回は負けてしまいましたが?(現地記者)
「日本のファンが期待していましたので、勝ちたかったです」
――外傷はレースに影響したか?
「もちろん無傷に越したことはないですし、やはり走りに影響はしますよね。あとは後ろから何度も乗っかかられると、ケガ以上にメンタル的に厳しいです。アウェイの洗礼とでも言うべきでしょうか」
――「負けることで見えてくることもある」と言っておられましたが?
「そうですね。これから分析します」
――ルメール騎手は「馬場とコンディション」の2つを敗因に挙げていましたが?
「2つとも大きな敗因だと思います。そのコンディションをどう分析するかですね。コンディションと一言で言ってもたくさんありますから。今の時点でハッキリとは言えませんが、何となくは分かっています。3週間で何とかベストに持っていけるように頑張ります」