ダンビュライト
性齢 | 牡4 |
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父 | ルーラーシップ |
母 | タンザナイト |
母の父 | サンデーサイレンス |
調教師 | 音無秀孝 |
クラシック戦線を堅実に駆け抜け、明け4歳を迎えるとともに飛躍への階段を上りはじめたダンビュライト。父ルーラーシップはこのクイーンエリザベス2世カップ(QE2C)で悲願のG1制覇を成し遂げたが、奇しくも今回のダンビュライトと同じ6度目のG1挑戦を実らせたものだった。しかも、QE2C遠征の前には同年のアメリカジョッキークラブカップを勝っている点まで共通している。また、ルーラーシップの日本ダービー5着に対してダンビュライトはダービー6着。「この親にしてこの子あり」というほど戦績が似通っているとあっては、父子制覇を大いに期待したくなるというものだ。
今回、ともに遠征する同世代のアルアインとは牡馬クラシック三冠戦で1勝2敗の関係。皐月賞とダービーで先着を許した一方、菊花賞では一矢報いている。この3戦では距離が延びるごとに差を詰め、さらには逆転に至っており、両雄の関係性においてダンビュライトはスタミナに優位性がありそうだ。4度目の直接対決となった前走の大阪杯では2馬身余りと皐月賞より差を広げられたため、同じ2000mのQE2Cでは同期のライバルが当面の倒すべき相手となるか。大阪杯は2か月余り間隔が開き、自己最高体重での実戦だったため、ひと叩きの効果があれば、大舞台での巻き返しも十分だろう。
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