クイーンエリザベス2世カップ 2024/4/28(日) 17:40発走 シャティン競馬場

レース傾向(STATS)

香港競馬のシーズン下半期における中距離王者決定戦、クイーンエリザベス2世カップ。
過去10年のデータより、クイーンエリザベス2世カップの出走馬レーティング、年齢別、性別、単勝オッズ別、前走レース別、調教国別のレース傾向を分析する。

表1:出走馬レーティング表

  • ロマンチックウォリアー

    123

  • ドバイオナー

    121

  • プログノーシス

    119

  • ヒシイグアス

    119

  • ストレートアロン

    118

  • ソードポイント

    115

  • ニンブルニンバス

    114

  • ノースブリッジ

    113

  • ファイブジーパッチ

    113

  • ハッピートギャザー

    109

  • マッシヴソヴリン

    106

※注:単位はポンド。


JRAが4月25日時点での情報を基に作成したレーティングでは、1位となったのは香港のロマンチックウォリアーで123、次いでドバイオナーが121となっている。日本から出走するプログノーシス、ヒシイグアスは119、ノースブリッジは113となっている。

表2:ゲート番別成績表

ゲート番 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
1 2 1 3 4 20% 30% 60%
2 0 1 2 7 0% 10% 30%
3 0 2 3 5 0% 20% 50%
4 2 1 1 6 20% 30% 40%
5 4 1 0 5 40% 50% 50%
6 1 1 0 8 10% 20% 20%
7 0 1 1 8 0% 10% 20%
8 1 1 0 5 14.3% 28.6% 28.6%
9 0 1 0 4 0% 20% 20%
10 0 0 0 5 0% 0% 0%
11 0 0 0 3 0% 0% 0%
12 0 0 0 3 0% 0% 0%
13 0 0 0 2 0% 0% 0%

最も勝利数が多いのは5番ゲートの4回。次いで1番ゲート、4番ゲートが2回となっている。連対率、3着内率にまで広げると3番ゲート、8番ゲートも好成績を収めている。昨年の覇者ロマンチックウォリアーは4番ゲートだった。

昨年の覇者ロマンチックウォリアー(Photo by Kazuhiro Kuramoto)

表3:年齢別成績表

年齢 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
4歳 3 2 3 15 13% 21.7% 34.8%
5歳 4 5 5 20 11.8% 26.5% 41.2%
6歳 3 2 0 17 13.6% 22.7% 22.7%
7歳以上 0 1 2 13 0% 6.3% 18.8%

5歳が最も多く4勝。次いで4歳、6歳の3勝と続き、連対率、3着内率でも好成績を収めている。日本から参戦するプログノーシス、ノースブリッジが共に6歳。好結果を期待したい。

日本から参戦するプログノーシス(Photo by 山根 英一 / アフロ )

表4:単勝オッズ別成績表

勝率 連対率 3着内率
10倍未満 21.4% 35.7% 50%
10倍~29.9倍 4.5% 13.6% 22.7%
30~49.9倍 0% 0% 0%
50~99.9倍 0% 10.5% 21.1%
100倍以上 0% 0% 0%

過去10年の単勝オッズ別成績。単勝10倍未満が最も勝率が高い。最も人気を集めて勝ったのが2023年のロマンチックウォリアーで1.4倍。順当に人気馬が勝利する傾向にあるようだが、単勝オッズが50倍を超える馬が2着、3着に入るケースがあり、伏兵の馬にも注意が必要だ。
※2017年、2018年、2019年、2021年、2023年はJRAオッズ。それ以外は現地オッズ。

23香港Cでロマンチックウォリアーにクビ差と迫ったヒシイグアス(Photo by Kazuhiro Kuramoto)

表5:前走レース別成績表

クイーンエリザベス2世カップにおける成績
前走レース 1着 2着 3着
香港ダービー(香・L) 3 1 0
中山記念(日・G2) 2 1 0
香港ゴールドカップ(香・G1) 2 2 1
チェアマンズトロフィー(香・G2) 1 2 2
プレミアプレート(香・G3) 1 0 0
ドバイシーマクラシック(UAE・G1) 1 0 0
金鯱賞(日・G2) 0 2 2
ハンデ戦 0 1 2
ドバイワールドカップ(UAE・G1) 0 1 0
クイーンエリザベスステークス(豪・G1) 0 0 2
ドバイターフ(UAE・G1) 0 0 1


過去10年、1~3着馬の前走レース別成績。本番と同じシャティン競馬場2000mで行われる香港ダービーを使った馬が最も多く3回優勝している。地元香港馬の出走が多いため、香港のレースをステップレースとして使っている馬が多い。

表6:調教国別成績表

調教国 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
香港 7 7 5 45 10.9% 21.9% 29.7%
日本 3 3 2 11 15.8% 31.6% 42.1%
オーストラリア 0 0 1 2 0% 0% 33.3%
南アフリカ 0 0 1 2 0% 0% 33.3%
イギリス 0 0 1 2 0% 0% 33.3%
フランス 0 0 0 2 0% 0% 0%
アイルランド 0 0 0 1 0% 0% 0%

最も勝利を挙げているのが地元香港で7勝。次いで日本の3勝となっている。ヨーロッパ勢の勝利はないが今年はイギリスから有力馬の一頭であるドバイオナーが参戦する。

有力馬の一頭、イギリスのドバイオナー(Photo by Getty Images)

注:本ページの内容は、JRA-VAN Ver. Worldの情報を基に制作されております。

 

この先を読むにはJRA-VAN会員登録が必要です(無料)

 

※外部サイトに遷移します