ホットキングプローン
性齢 | セ4 |
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父 | Denman |
母 | De Chorus |
母の父 | Unbridled's Song |
調教師 | J.サイズ |
スプリント大国の香港にまた1頭、チャンピオン候補が出現した。ホットキングプローンのこれまでの戦績は10戦9勝、2着1回とほぼ完ぺき。唯一の黒星は初の1200m戦で60kgのトップハンデを背負い、直線で抜け出したところを7.5kgも軽い相手に強襲されたもの。次戦の昨季最終戦では再び59kgの重いハンデを負担し、後続を2馬身余りと寄せつけずに逃げ切っている。
3か月半の休養から復帰した今季は始動戦のG3ナショナルデーCで重賞に初挑戦。昨季の香港最優秀スプリンターに輝いたアイヴィクトリーが相手となったが、実績十分の1000mで王者より7kg軽いハンデにも助けられ、3/4馬身振り切って重賞初制覇を飾った。続くG2プレミアボウルでは1200mへの距離延長、ハンデ差も3.5kgに縮まったが、馬体を併せるように追走してきたアイヴィクトリーを寄せ付けず連勝した。
迎えた香港スプリントへの試金石となる、前走のG2ジョッキークラブスプリント。ホットキングプローンはスタートダッシュを決めて主導権を握ると、昨年の香港スプリントを制したミスタースタニングの追撃を封じ、年末の大一番に堂々と名乗りを上げた。課題を挙げるとするなら揉まれた経験がない点になるが、抜群のスピードに加えてレースセンスも感じさせるだけに、優勝争いに絡んでくる可能性は高そうだ。
ホットキングプローンの競馬データ