アイヴィクトリー
性齢 | セ5 |
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父 | Mossman |
母 | Inca Lagoon |
母の父 | Hussonet |
調教師 | J.サイズ |
昨季はシーズン前半を全休し、香港国際競走が行われていた頃も稼働していなかったが、年明け2月に自己条件で復帰を果たしてからは3連勝。破竹の勢いで4月末のチェアマンズスプリントプライズに駒を進めると、前年の香港スプリント覇者ミスタースタニングを1/2馬身差退け、重賞初挑戦でG1制覇を果たした。昨季はわずか4戦しかしていないうえ、トップクラスで戦ったのは1戦のみ。それでも、シーズン最後の大一番を制した実績が認められ、年間表彰では香港の最優秀スプリンターの栄誉に輝いた。
しかし、王者として迎えた今季は苦戦が続いている。初戦は新進気鋭のホットキングプローンに1番人気を譲り、結果も3/4馬身差の2着。この日は7kgも重いハンデを負担しており、人気や結果で後れを取ったとしてもやむを得なかったが、ハンデ差が縮まり逆転の期待もあった次戦のG2プレミアボウルでは、逃げるホットキングプローンから離れず1馬身圏内を追走するも、直線では先に苦しくなり最下位に沈んだ。そして今季3戦目の前走、G2ジョッキークラブCでも2番手から伸び切れず7着に終わり3連敗となった。
ただし、2着に粘った初戦は鞍上が終盤まで追った一方、その後2戦は分が悪くなった時点から流すような格好で、斤量差もある中でのレースだった。大一番で昨季最優秀スプリンターとしての真価を問われることになるが、決して侮ることはできない。
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