香港カップ

Hong Kong Cup

2019/12/8(日) 17:15発走※出走日時は日本時間

シャティン競馬場

沿革

香港カップ(G1)
2019年12月8日(日)16:15(日本時間 17:15)
香港 シャティン競馬場
芝右2000m 3歳以上
負担重量:4歳以上=牡・セン馬 57kg、牝馬 55.25kg 3歳=牡・セン馬 55.75kg、牝馬54kg (南半球産3歳は各5kg減)

賞金総額:2800万香港ドル(約3億9200万円)
1着賞金:1596万香港ドル(約2億2344万円)
※1香港ドル=14円で換算

賞金総額の2800万香港ドルは下半期のクイーンエリザベス2世カップより300万香港ドル高く、現地で行われるレースで最高額。芝1900mのペガサスワールドカップターフ(賞金総額700万米ドル=約7億6000万円)には及ばないものの、日本の天皇賞・秋(総額3億2500万円)を大きく上回り、2000m級のレースとしてはオーストラリアのコックスプレートやクイーンエリザベスステークスらと世界最高を争う規模にある。

香港カップの歴史は香港国際競走のそれに等しく、1988年1月24日に行われた香港招待カップ(芝1800m)が始まり。当時はシンガポールとマレーシアから馬を招待していたが、対象国を段階的に開放すると、1993年の国際G3格付けを受けて招待の制限も撤廃し、レース名を香港国際カップに改称した。1994年には国際G2に昇格。5年後の1999年に香港競馬史上初の国際G1に格付けされた。それと同時に2000mへ距離を延長し、香港カップに名称も改めて現在に至る。

日本調教馬は早くから活躍し、1995年にフジヤマケンザンが初優勝すると、1998年にもミッドナイトベットが続いてG2時代に2勝。G1昇格後も2001年にアグネスデジタルが制し、3年に1勝ペースで白星を重ねた。その後は勝利から遠ざかったものの、2015年になってエイシンヒカリが2分00秒60のレースレコードで優勝。翌2016年にはモーリスが歴代首位に並ぶ単勝オッズ1.7倍の圧倒的人気で完勝した。

なお、香港カップを2勝以上したのは2011年と2012年に連覇したカリフォルニアメモリーしかいない。